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私の車たち

私が今まで人生で一番大きい買い物は、車です。
27歳の時、私は中古の軽自動車に乗っていました。23歳の時に買った車で、4年間乗り続け、それなりに愛着のあった軽自動車でしたが、ある時ちょっとした不注意により、ラジエーターとその周辺部を破損。修理するためには十万以上のお金が必要となりました。その頃は大して貯金がなかったため「修理してもすぐに壊れる可能性がある」と自動車整備士の方に言われましたが、買い替えることは諦めました。
修理費は風俗店勤務の私でも審査が通ってお金を借りられたので(お金を借りる風俗嬢)どうにか修理することができました。

しかし、2年後また車の調子が悪かったのでやっぱり買い換えることにしました。
さて、新しい車を買うとなると、最初に迷うのが、軽自動車か普通車にするか、でした。維持費が違います。最初は維持費の安い軽自動車にしようと思いましたが、ふと自分の周りの同僚の車を見ていると、全員普通車で、軽自動車に乗っていたのは自分だけでした。なんとなく悔しい気分になり心機一転、今まで乗っていた軽自動車ではなく、普通車を購入することを決めました。

思い立ったが吉日、と、私は町の各社ディーラーをまわりました。特にこれといった車種の希望はなく、ただ漠然と大きすぎる車よりも小回りの利く車がいいなと思っていましたので、ホンダのFITや日産のノートあたりに目星をつけ、各店舗で話を聞いていました。しかしどちらの車もパッとせず、決めかねていたとき、ふと目に入ってきたのがスズキのディーラーでした。

会社の候補としてスズキを考えてなかったため、逆に興味がわいて、私は店に入りました。そして、提案していただいたのが新型ソリオでした。一目ぼれでした。もともと乗っていた車がワゴンRであり、愛着もあったことから、シルエットがなんとなく似通っているスズキ車のソリオは、私の趣味にぴったり。

さっそく値段の交渉を恥じました。
最初に提案していただいた価格は、書面通りのお高いものでした。ネットで調べた拙い知識でしたが、新車を購入するときは交渉によって値引きを狙えること知っていましたので、もう少し安くならないかと交渉を始めました。しかし、相手も交渉の玄人、少し値引きしては、もうこれ以上は……と、つらそうな顔を浮かべます。そこで私は、一言。
「限界ぎりぎりまで値引きしてもらえたら、今、この場で買うと決心します」
価格交渉の場では、相手に有無を言わさずイエスかノーかを迫るやり方が吉と思っていましたので、値引きするなら買う、だめなら買わない、の二択を迫る戦法で攻めることにしました。それが功を奏し、約30万円の値引きを勝ち取ることができました。

貧乏性で普段は大きな買い物をしない私が勇気を出して買った車。新型ソリオは、今でも私の良き相棒として活躍しています。そしてこれからも、しっかりと愛情を注ぎながら、いつか手放すその時まで、しっかりと活躍してもらいます。